オイルのある健康な暮らしを提案

Oil Style

オリーブクエスト探求の記録
~ ディスカバリー1から現在まで ~

〈2022.11.01 掲載〉

2017年からはじまった「オリーブクエスト」は、世界を巡り、稀少なオリーブオイルを探し出してお届けするオリーブオイルのシリーズです。
オリーブオイルエキスパート・ドゥッチョ氏が世界のオリーブ農園を巡り、その時、その場所でしか味わうことのできないエキストラバージンオリーブオイルを、オリーブクエストのために厳選してきました。

ここでは、2017年からのすべてのオリーブクエストの商品を、ドゥッチョ氏の当時のメッセージとともにご紹介します。
一緒に世界を旅しているような気分で、お楽しみください。

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オリーブクエストの顔 ドゥッチョ氏の魅力

オリーブクエストの顔 ドゥッチョ氏の魅力

世界中の類稀なるエキストラバージンオリーブオイルを味わえる「オリーブクエスト」。
オリーブオイルマエストロであるドゥッチョ氏が自らの感性でブレンドして生み出し、日本にお届けしています。

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オリーブオイルマエストロであるドゥッチョ氏が自らの感性でブレンドして生み出し、日本にお届けしています。

  • 産地
    イタリア 
    トスカーナ州 フィレンツェ県
    キャンティ地方
    風味
    甘いアーモンドとアーティチョークの香りにバランスのとれたビターでスパイシーな味
    記念すべき最初のオリーブクエストは、ドゥッチョ氏の故郷イタリアからお届けしました。
    早摘みされたトスカーナ州の代表的オリーブ3品種(フラントーイオ、モライオーロ、レッチーノ)が、トスカーナ産のオリーブオイルらしい、上質で洗練された風味を演出。
    「日本では流通していない、その驚くべき味わいの広がりをぜひお楽しみください」

  • 産地
    スペイン 
    カタルーニャ バルセロナ
    風味
    リンゴの甘い香りと瑞々しいレタスの香りに、程よい辛味とミントの後味がする可憐な風味
    「親愛なるオリーブクエストの友へ、“Hola”!」
    ドゥッチョ氏は、スペインで新鮮なエキストラバージンオリーブオイルを見つけました。
    アルべキーナ種の原産地域に所在するラ・グラマノーサ農園のアルべキーナに、オヒブランカ種を少量加えることで新鮮な青々しさも演出された、可憐な風味のオイルでした。

  • 産地
    ポルトガル 
    トラス・オス・モンテス
    風味
    洋梨のような甘い香りの中に青いトマトやハーブの香りが感じられ、程よい苦味と辛味もある
    オリーブオイル探究の旅は、ポルトガルへと続きました。
    「先日、北ポルトガルの山間にあるドウロという所に行ってきたのですが、そこでまさしく本年最高のオリーブオイルの一つとも言える逸品と出会いました。とてもリッチな風味とほのかなトマトの香り…きっと気に入っていただけるでしょう」

  • 産地
    チリ 
    リベルタドール・ベルナルド・
    オイギンス
    風味
    青いバナナの香りとしっかりしたフレッシュアーモンドの甘さが感じられる繊細な風味
    「南米のチリより、こんにちは!」
    チリは火山や砂漠、氷河という厳しい地形ではあるものの、とても肥沃で寛大な土壌にも恵まれ、あらゆる果実が育まれる国です。
    その中で作られるオリーブは絶品。
    第1弾は、「デリケートクラス」に分類される、繊細な風味のエキストラバージンオリーブオイルでした。
  • 産地
    チリ 
    リベルタドール・ベルナルド・
    オイギンス
    風味
    新鮮なグリーントマトやルッコラにバジルそして青リンゴなどの複雑な香りと強めの味わい
    ドゥッチョ氏は、チリのトップメーカーの中から、特にインパクトのあるエキストラバージンオリーブオイルを見つけました。
    それは、チリで育ったピクアル種に、アルべキーナ種とコロネイキ種が加えられたエキストラバージンオリーブオイルでした。
  • 産地
    イタリア 
    シチリア ラグーサ
    風味
    オリーブ緑果を象徴する美しい色合い、そして絶妙な調和をみせる夏野菜のような鮮烈な香りと強めの味わい
    ドゥッチョ氏の旅は、収穫の秋を迎えるイタリア シチリアへと続きました。
    伝統あるこの地域のオリーブオイルの一番の特長は、強めな香りと味わいの絶妙なバランスです。
    「私たちは、ラグーサ県のキアラモンテ・グルフィという地域でのみ生産される際立った香りと健康な実のオリーブを選択しました」
    ドゥッチョ氏は生産者と一緒になって丁寧に選び、オリーブを摘みました。

  • 産地
    イタリア 
    カンパニア サレルノ
    風味
    ミントのように青々しく澄んだ香り立ちと、新鮮なチコリのような苦味とが見事に調和した繊細な味わい
    「今シーズンのイタリアで私が出会ったエキストラバージンオリーブオイルの中で、最も刺激的なオイルを厳選しました」
    中部イタリアのナポリのすぐ南にある絶景サレルノのチレント国立公園。
    農園主のニコランジェロ氏とマルゲリータ氏ご夫婦は、この魅力的な土地で新鮮なオリーブを栽培し、質の高いエキストラバージンオリーブオイルづくりに生涯を捧げることに決めたそうです。
    ここでしか出会えない、稀少なエキストラバージンオリーブオイルでした。

  • 産地
    ギリシャ ピリオン
    風味
    青いバナナや刈りたての草のような香り。苦味と辛味は控えめで、新鮮なベリー類のような余韻が残る
    エーゲ海の美しい海岸と雄大なオリーブの樹々に囲まれた半島、ギリシャ ピリオン。
    ドゥッチョ氏は、ここでオーストリア人のご夫婦に出会いました。
    アンフィッサ種は、世界でもこの地方でのみ生産されていて、テーブルオリーブとして有名です。
    二人は、この品種から素晴らしいエキストラバージンオリーブオイルを搾れることを発見しました。

  • 産地
    チリ 
    リベルタドール・ベルナルド・
    オイギンス
    風味
    刈り立ての夏草の香りに、ほのかな甘みとエンダイブの爽やかな苦み、ジンジャーのような辛味を感じる
    「20年前、わずかの勇気ある農民たちが高品質の製品を作ろうと、地中海沿岸部の伝統的な植物を栽培し始めたのです。そしてついに完成させたのです!」
    ドゥッチョ氏が驚いたのは、オーリスル農園の創園ストーリー。
    そんな素晴らしい農園から生まれた、新鮮でおいしい南半球のエキストラバージンオリーブオイルでした。
  • 産地
    イタリア ラツィオ
    風味
    深みのある青々しい香りとともに春菊のようなほろ苦さとアーモンドの甘みが感じられるすっきりした味わい
    「第10回目オリーブクエストを迎えて、エキサイティングな私の故郷にやってきました、イタリアにようこそ」
    ドゥッチョ氏は中央イタリアで、小さいながらも素晴らしい農家カルマ社と出会いました。
    天空の街の懐に広がる、歴史あるオリーブ畑。
    この地方の代表的な3種のオリーブ(レッチーノ、フラントーイオ、マウリーノ)のグリーンな実を搾って、フレッシュなオイルを作りました。

  • 産地
    スペイン アンダルシア
    風味
    新鮮な青りんごやトマト、バジルなどの鮮烈な芳香と口に広がる強めの味わいが何とも絶妙の調和をみせる
    たくさんのオリーブオイルを生産するアンダルシア地方では、品質にこだわらずたくさんのオイルを作るという文化がありました。
    そのために、高品質なエキストラバージンオリーブオイルを見つけ出すのは、至難の業。
    ドゥッチョ氏がテイスティングを重ねてようやく出会ったのが、信じられないほど高い技術をもった生産者のホセ氏でした。
    「このセンセーショナルなパンチの効いたオイルを試してください!これがまさにアンダルシアです!」

  • 産地
    クロアチア イストラ
    風味
    リンゴや洋ナシの果汁のような澄んだ香り立ちと透明感と深みのある味わい
    アドリア海に面した、世界でも屈指のオリーブ産地、クロアチア。
    この国の最高のオリーブを探して行き着いたのが、イストラ地方にある、アレキサンドラ氏のオリーブ園でした。
    世界の中でもこの地域でしか育たないブーザ種は、果実の油分が少ない品種
    そんなブーザ種を主体としたエキストラバージンオリーブオイルは、まさに宝石のような一滴でした。

  • 産地
    チリ 
    リベルタドール・ベルナルド・
    オイギンス
    風味
    青いバナナにローズマリー、ミントを思わせる強めの香りと新茶や黒胡椒のような心地よい刺激がもたらす至福の味わい
    「一口味見して、すぐにこのオイルは日本に持って行かなくてはと閃きました」
    南米チリを旅して、コラティーナ単一品種に心を奪われてしまったというドゥッチョ氏。
    このアベル氏の農園では、チリ国内のどの生産者より2週間は早くオリーブを摘みます。
    コラティーナ単一品種は個性が強く、ポリフェノールの質が最高であり、味、香りともに強く明白です。
  • 産地
    ギリシャ ピリオン
    風味
    新鮮なハーブミックスや青リンゴ、ライムのような青々しく華やいだ香りに心地よい苦みと辛みがあり、後味も爽やか
    ドゥッチョ氏は再びギリシャを訪れ、ディスカバリー8で出会ったオーストリア人夫婦が経営するノアン社へ向かいました。
    「300年前に修道士たちによって植えられた特別なオリーブの品種アンフィッサのみを使って作られた、高品質のエキストラバージンオリーブオイルを選びました」
    樹齢数百年のオリーブの樹々は、樹が育つ標高と気候が微妙に違うことから異なった風味を醸しだし、独特な香りと深みのある味わいのオリーブオイルを生みます。

  • 産地
    イタリア アブルッツオ
    風味
    ハーブと葉野菜に始まり、グリーンピース、青トマトからパプリカ、蜜リンゴのような甘い香りへの変化が楽しめる
    「ディ・メルクーリオ家族の強い絆は、オリーブの木に対する情熱があるからだと信じます」
    何世代にもわたりエキストラバージンオリーブオイルを作り続けているディ・メルクーリオ家族。
    彼らのオリーブ農園と搾油所は、中央イタリアのアブルッツォ州ペンネ地区にあります。
    この地域で育つイントッソとクッコという品種は、市場では見つからないとても稀少な品種。
    それらとアスコラーナ種から作られたエキストラバージンオリーブオイルは、まさに「味の万華鏡」でした。

  • 産地
    ポルトガル 
    トラス・オス・モンテス
    風味
    ミントに洋梨や青リンゴが加わった甘い香りと、ルッコラや水菜のほろ苦さがあり、全体に透明感を感じられるバランスの良い味わい
    ポルトガル北部の人里離れた地域であるトラス・オス・モンテス。
    「ここは、偉大なるポルトガル人の生産者であり旧友でもあるフィリペ氏と私が出会った場所で、彼は、搾油所の入口のドアで私を笑顔で待っていてくれました」
    作られていたのは、テーブルオリーブにも使われるネグリーニャ・デ・フロイソ種を主体としたエキストラバージンオリーブオイルです。
    この土地でしか育たない特別な品種のため、風味や香りは世界のほとんどが知らず、見つけるのも難しいとされています。

  • 産地
    チリ 
    リベルタドール・ベルナルド・
    オイギンス
    風味
    和梨や白桃のような優しい香りに、新鮮なチコリやセロリのピリッとした苦みと辛み、そしてアーモンドやクルミのような甘い後味が感じられる
    「南米チリから“Hola”!今ここ南半球は秋、美しい赤やオレンジや黄色が、息を呑むような色彩でこの国を彩っています」
    ドゥッチョ氏は再び、ディスカバリー9で出会ったオーリスル農園を訪れました。
    この年のオーリスル農園のコロネイキ種は非常に出来が良く、香り高く味の調和も素晴らしいものになりました。

  • 産地
    スペイン アンダルシア・ハエン
    風味
    まさにグリーントマトといった新鮮な香りにほんのりとドライハーブの芳香が感じられ、程よい苦み辛みとアーモンドのような後味が持続する
    ドゥッチョ氏は、オリーブクエストの旧友でもあるホセ・ガルヴェス氏の農園を訪れました。
    自社農園で丹念に栽培されたアルべキーナ種から搾られたこの年のオイルは、まさに「グリーン・アルべキーナ」と呼ぶにふさわしい出来栄えでした。
    「このエキストラバージンオリーブオイルは、アンダルシアの精神そのものです」

  • 産地
    イタリア サン・ポーロ
    風味
    生アーモンドにグリーンバナナやセージ様の香りが絶妙に調和し、粒胡椒のようなピリッとした辛みがアクセントとなった透明感と気品の感じられる風味
    「私が過去20年間で味わった中でも最高級のエキストラバージンオリーブオイルの一つ」
    プルネーティ兄弟は、何世代にもわたって、イタリアらしいエキストラバージンオリーブオイルを生産しています。
    この年のトスカーナ州キャンティ地方は大変に天候に恵まれ、非常に素晴らしい品質のオリーブ果実を生産することができました。
    宝石のような果実から作られたエキストラバージンオリーブオイルは、トスカーナでもここ20年くらいで他に類を見ないような出来栄えでした。

  • 産地
    イタリア ヴェローナ
    風味
    洋梨や黄色いリンゴを思い起こさせる甘く優しい香りの中にトマトやミントのような香りもほんのりと感じられ、ナッツや白胡椒のような味わいがやさしく持続する
    世界が複雑な時期にあった2021年。 ドゥッチョ氏も世界中を旅するのは困難でしたが、試練を乗り越え、イタリアにて家族経営の生産者に出会いました。
    彼らの農園は2014年にスタート。
    他では見ることができないようなグリニャーノ、ファヴァロール、トレップという3種のオリーブを育てています。
    新しい農園だからこそできるチャレンジ精神を武器に、試行錯誤しながら作られたエキストラバージンオリーブオイルは、とても稀な香りを楽しめる逸品でした。

  • 産地
    チリ 
    リベルタドール・ベルナルド・
    オイギンス
    風味
    グリーンアップル様の香り立ちの中にフレッシュバジルやセロリの香りが感じられ、やや強めですっきりした味わいにはバニラのような余韻が残る
    「今回選んだのは、私のお気に入りの一つで、品質に妥協をしない生産者です。
    その彼が『今年は当たり年である』と言いました!」
    ドゥッチョ氏は、生産者のアロンソ氏が作るさまざまな品種のエキストラバージンオリーブオイルを二日かけてテイスティング。
    最終的にギリシャ原産のコロネイキの2つのロットをオリジナルにブレンドし、チリ産らしい魅力的なエキストラバージンオリーブオイルに仕上げました。

  • 産地
    イタリア シチリア
    風味
    シチリア産早摘みオリーブの典型的な風味で、新鮮なバジルやパセリ、青リンゴのような青々しく透明感のある強めの香り立ちにルッコラや白コショウの程よい苦みと辛みがある
    「シチリアで、普通ではありえないオイルに出会いました」
    ノチェラーラ・デル・ベリチェという品種は、熟した果実がテーブルオリーブとして売買される高価な品種で、一般的にはオイルを搾るためには使われません。
    ミチェリ&センサートの農園では、仲間たちから「信じられない」と言われながらも、この果実がまだ緑色の時に収穫して、エキストラバージンオリーブオイルを搾り出しました。
    彼らのオリーブオイルの中でも、ノチェラーラ・デル・ベリチェの風味は鮮烈でした。

  • 産地
    スペイン アンダルシア
    風味
    青々しい草葉の香りの中に洋梨やバナナ、青リンゴのようなほんのりとした甘い香りが感じられ、チコリの爽やかな苦みにフレッシュハーブのような味わいも楽しめる複雑な風味
    「魔法がかかったようなこの土地、スペイン アンダルシアのエキストラバージンオリーブオイルです」
    「搾油の巨匠」としても知られるホセ・ガルヴェス氏は、多くの試行錯誤を重ねた結果、ピクアル品種のオリーブの実からオイルを抽出するための最適温度が21度ということを発見した方。
    素晴らしい実から、独特な香りのあるエキストラバージンオリーブオイルを作り上げました。

  • 産地
    チリ 
    リベルタドール・ベルナルド・
    オイギンス
    風味
    ミディアムフルーティーさの中に青バナナやミント、レモンの香りが広がり、グリーントマトに新鮮な胡桃、白胡椒の柔らかい辛味といった味わいが調和したアルベキーナ種由来の繊細な風味
    チリは太平洋の最西端に位置する国で、 太平洋と険しいアンデス山脈に囲まれた細長い国土の長さは 4,300km、幅はたったの200km。
    その中に、一年中緑と銀色で彩られた私たちの愛するオリーブの木々があります!
    チリ最高のオリーブ畑と最高のオリーブを北から南まで探し求めて、 搾りたての最もエキサイティングなエキストラバージンオリーブオイルを厳選いたしました。

  • 産地
    イタリア 
    ペルージャ
    風味
    アーティチョークとリンゴとアーモンドの香りと味わいで、ミディアムな苦味と辛味が見事に調和し、ミントの芳香と草葉の香りが漂い心地よい余韻が残る
    オリーブクエスト ディスカバリー25は、イタリア中部のウンブリア州ペルージャ県トレヴィ村にある家族経営の小さなオリーブ農園と搾油所から生まれました。
    この地域は美しい丘陵地帯ですが、一方岩だらけの険しい地形でもあり決して農業に向いているとは言い難い土壌です。
    今回オイルを搾ったモライオーロ種はこの州を代表するオリーブの樹種ですが、トスカーナ地方で見られるモライオーロ種などと違い、長い年月をかけて険しい地形の岩の間に根を張り成長する事でとても強く、この土地独特な力強さから生まれる特別な香りと風味があります。

  • 産地
    チリ 
    リベルタドール・ベルナルド・
    オイギンス
    風味
    フレッシュなグリーントマトの香りにバジルやミントの芳香が感じられ、バナナ、レタス、胡桃、白胡椒を思い起こす心地よい辛みと味わいが調和し、持続する
    オヒブランカと呼ばれる品種はチリではほとんど見られず、限られた農園でしか栽培されていません。
    今年のオヒブランカは信じられないほどの品質だったので、私はそのオイルを確保して日本に届けることにしました
    これは、トマトとバジルの香りとオヒブランカの典型的なスパイシーな味わいを備えた、信じられないほどユニークで特別なオイルです。

ディスカバリー1 (2017年/イタリア)
ディスカバリー1
  • 販売時期
  • 2017年1月
  • 産地
  • イタリア トスカーナ州 フィレンツェ県 キャンティ地方
  • 風味
  • 甘いアーモンドとアーティチョークの香りにバランスのとれたビターでスパイシーな味

記念すべき最初のオリーブクエストは、ドゥッチョ氏の故郷イタリアからお届けしました。
早摘みされたトスカーナ州の代表的オリーブ3品種(フラントーイオ、モライオーロ、レッチーノ)が、トスカーナ産のオリーブオイルらしい、上質で洗練された風味を演出。
「日本では流通していない、その驚くべき味わいの広がりをぜひお楽しみください」

ディスカバリー2 (2017年/スペイン)
ディスカバリー2
  • 販売時期
  • 2017年3月
  • 産地
  • スペイン カタルーニャ バルセロナ
  • 風味
  • リンゴの甘い香りと瑞々しいレタスの香りに、程よい辛味とミントの後味がする可憐な風味

「親愛なるオリーブクエストの友へ、“Hola”!」
ドゥッチョ氏は、スペインで新鮮なエキストラバージンオリーブオイルを見つけました。
アルべキーナ種の原産地域に所在するラ・グラマノーサ農園のアルべキーナに、オヒブランカ種を少量加えることで新鮮な青々しさも演出された、可憐な風味のオイルでした。

ディスカバリー3 (2017年/ポルトガル)
ディスカバリー3
  • 販売時期
  • 2017年5月
  • 産地
  • ポルトガル トラス・オス・モンテス
  • 風味
  • 洋梨のような甘い香りの中に青いトマトやハーブの香りが感じられ、程よい苦味と辛味もある

オリーブオイル探究の旅は、ポルトガルへと続きました。
「先日、北ポルトガルの山間にあるドウロという所に行ってきたのですが、そこでまさしく本年最高のオリーブオイルの一つとも言える逸品と出会いました。
とてもリッチな風味とほのかなトマトの香り…きっと気に入っていただけるでしょう」

ディスカバリー4 (2017年/チリ)
ディスカバリー4
  • 販売時期
  • 2017年7月
  • 産地
  • チリ リベルタドール・ベルナルド・オイギンス
  • 風味
  • 青いバナナの香りとしっかりしたフレッシュアーモンドの甘さが感じられる繊細な風味

「南米のチリより、こんにちは!」
チリは火山や砂漠、氷河という厳しい地形ではあるものの、とても肥沃で寛大な土壌にも恵まれ、あらゆる果実が育まれる国です。 その中で作られるオリーブは絶品。
第1弾は、「デリケートクラス」に分類される、繊細な風味のエキストラバージンオリーブオイルでした。

ディスカバリー5 (2017年/チリ)
ディスカバリー5
  • 販売時期
  • 2017年9月
  • 産地
  • チリ リベルタドール・ベルナルド・オイギンス
  • 風味
  • 新鮮なグリーントマトやルッコラにバジルそして青リンゴなどの複雑な香りと強めの味わい

ドゥッチョ氏は、チリのトップメーカーの中から、特にインパクトのあるエキストラバージンオリーブオイルを見つけました。
それは、チリで育ったピクアル種に、アルべキーナ種とコロネイキ種が加えられたエキストラバージンオリーブオイルでした。

ディスカバリー6 (2017年/イタリア)
ディスカバリー6
  • 販売時期
  • 2017年11月
  • 産地
  • イタリア シチリア ラグーサ
  • 風味
  • オリーブ緑果を象徴する美しい色合い、そして絶妙な調和をみせる夏野菜のような鮮烈な香りと強めの味わい

ドゥッチョ氏の旅は、収穫の秋を迎えるイタリア シチリアへと続きました。
伝統あるこの地域のオリーブオイルの一番の特長は、強めな香りと味わいの絶妙なバランスです。
「私たちは、ラグーサ県のキアラモンテ・グルフィという地域でのみ生産される際立った香りと健康な実のオリーブを選択しました」
ドゥッチョ氏は生産者と一緒になって丁寧に選び、オリーブを摘みました。

ディスカバリー7 (2018年/イタリア)
ディスカバリー7
  • 販売時期
  • 2018年3月
  • 産地
  • イタリア カンパニア サレルノ
  • 風味
  • ミントのように青々しく澄んだ香り立ちと、新鮮なチコリのような苦味とが見事に調和した繊細な味わい

「今シーズンのイタリアで私が出会ったエキストラバージンオリーブオイルの中で、最も刺激的なオイルを厳選しました」
中部イタリアのナポリのすぐ南にある絶景サレルノのチレント国立公園。
農園主のニコランジェロ氏とマルゲリータ氏ご夫婦は、この魅力的な土地で新鮮なオリーブを栽培し、質の高いエキストラバージンオリーブオイルづくりに生涯を捧げることに決めたそうです。
ここでしか出会えない、稀少なエキストラバージンオリーブオイルでした。

ディスカバリー8 (2018年/ギリシャ)
ディスカバリー8
  • 販売時期
  • 2018年5月
  • 産地
  • ギリシャ ピリオン
  • 風味
  • 青いバナナや刈りたての草のような香り。苦味と辛味は控えめで、新鮮なベリー類のような余韻が残る

エーゲ海の美しい海岸と雄大なオリーブの樹々に囲まれた半島、ギリシャ ピリオン。
ドゥッチョ氏は、ここでオーストリア人のご夫婦に出会いました。
アンフィッサ種は、世界でもこの地方でのみ生産されていて、テーブルオリーブとして有名です。
二人は、この品種から素晴らしいエキストラバージンオリーブオイルを搾れることを発見しました。

ディスカバリー9 (2018年/チリ)
ディスカバリー9
  • 販売時期
  • 2018年9月
  • 産地
  • チリ リベルタドール・ベルナルド・オイギンス
  • 風味
  • 刈りたての夏草の香りに、ほのかな甘味とエンダイブの爽やかな苦味、ジンジャーのような辛味を感じる

「20年前、わずかの勇気ある農民たちが高品質の製品を作ろうと、地中海沿岸部の伝統的な植物を栽培し始めたのです。そしてついに完成させたのです!」
ドゥッチョ氏が驚いたのは、オーリスル農園の創園ストーリー。
そんな素晴らしい農園から生まれた、新鮮でおいしい南半球のエキストラバージンオリーブオイルでした。

ディスカバリー10 (2018年/イタリア)
ディスカバリー10
  • 販売時期
  • 2018年11月
  • 産地
  • イタリア ラツィオ
  • 風味
  • 深みのある青々しい香りとともに春菊のようなほろ苦さとアーモンドの甘味が感じられるすっきりした味わい

「第10回目オリーブクエストを迎えて、エキサイティングな私の故郷にやってきました、イタリアにようこそ」
ドゥッチョ氏は中央イタリアで、小さいながらも素晴らしい農家カルマ社と出会いました。
天空の街の懐に広がる、歴史あるオリーブ畑。
この地方の代表的な3種のオリーブ(レッチーノ、フラントーイオ、マウリーノ)のグリーンな実を搾って、フレッシュなオイルを作りました。

ディスカバリー11 (2019年/スペイン)
ディスカバリー11
  • 販売時期
  • 2019年3月
  • 産地
  • スペイン アンダルシア
  • 風味
  • 新鮮な青リンゴやトマト、バジルなどの鮮烈な芳香と口に広がる強めの味わいが何とも絶妙な調和をみせる

たくさんのオリーブオイルを生産するアンダルシア地方では、品質にこだわらずたくさんのオイルを作るという文化がありました。
そのために、高品質なエキストラバージンオリーブオイルを見つけ出すのは、至難の業。
ドゥッチョ氏がテイスティングを重ねてようやく出会ったのが、信じられないほど高い技術をもった生産者のホセ氏でした。
「このセンセーショナルなパンチの効いたオイルを試してください!これがまさにアンダルシアです!」

ディスカバリー12 (2019年/クロアチア)
ディスカバリー12
  • 販売時期
  • 2019年7月
  • 産地
  • クロアチア イストラ
  • 風味
  • リンゴや洋梨の果汁のような澄んだ香り立ちと透明感と深みのある味わい

アドリア海に面した、世界でも屈指のオリーブ産地、クロアチア。
この国の最高のオリーブを探して行き着いたのが、イストラ地方にある、アレキサンドラ氏のオリーブ園でした。
世界の中でもこの地域でしか育たないブーザ種は、果実の油分が少ない品種。
そんなブーザ種を主体としたエキストラバージンオリーブオイルは、まさに宝石のような一滴でした。

ディスカバリー13 (2019年/チリ)
ディスカバリー13
  • 販売時期
  • 2019年9月
  • 産地
  • チリ リベルタドール・ベルナルド・オイギンス
  • 風味
  • 青いバナナにローズマリー、ミントを思わせる強めの香りと新茶や黒胡椒のような心地よい刺激がもたらす至福の味わい

「一口味見して、すぐにこのオイルは日本に持って行かなくてはと閃きました」
南米チリを旅して、コラティーナ単一品種に心を奪われてしまったというドゥッチョ氏。
このアベル氏の農園では、チリ国内のどの生産者より2週間は早くオリーブを摘みます。
コラティーナ単一品種は個性が強く、ポリフェノールの質が最高であり、味、香りともに強く明白です。

ディスカバリー14 (2019年/ギリシャ)
ディスカバリー14
  • 販売時期
  • 2019年12月
  • 産地
  • ギリシャ ピリオン
  • 風味
  • 新鮮なハーブミックスや青リンゴ、ライムのような青々しく華やいだ香りに心地よい苦味と辛味があり、後味も爽やか

ドゥッチョ氏は再びギリシャを訪れ、ディスカバリー8で出会ったオーストリア人夫婦が経営するノアン社へ向かいました。
「300年前に修道士たちによって植えられた特別なオリーブの品種アンフィッサのみを使って作られた、高品質のエキストラバージンオリーブオイルを選びました」
樹齢数百年のオリーブの樹々は、樹が育つ標高と気候が微妙に違うことから異なった風味を醸しだし、独特な香りと深みのある味わいのオリーブオイルを生みます。

ディスカバリー15 (2020年/イタリア)
ディスカバリー15
  • 販売時期
  • 2020年2月
  • 産地
  • イタリア アブルッツォ
  • 風味
  • ハーブと葉野菜に始まり、グリーンピース、青トマトからパプリカ、蜜リンゴのような甘い香りへの変化が楽しめる

「ディ・メルクーリオ家族の強い絆は、オリーブの木に対する情熱があるからだと信じます」
何世代にもわたりエキストラバージンオリーブオイルを作り続けているディ・メルクーリオ家族。
彼らのオリーブ農園と搾油所は、中央イタリアのアブルッツォ州ペンネ地区にあります。
この地域で育つイントッソとクッコという品種は、市場では見つからないとても稀少な品種。
それらとアスコラーナ種から作られたエキストラバージンオリーブオイルは、まさに「味の万華鏡」でした。

ディスカバリー16 (2020年/ポルトガル)
ディスカバリー16
  • 販売時期
  • 2020年5月
  • 産地
  • ポルトガル トラス・オス・モンテス
  • 風味
  • ミントに洋梨や青リンゴが加わった甘い香りと、ルッコラや水菜のほろ苦さがあり、全体に透明感を感じられるバランスの良い味わい

ポルトガル北部の人里離れた地域であるトラス・オス・モンテス。
「ここは、偉大なるポルトガル人の生産者であり旧友でもあるフィリペ氏と私が出会った場所で、彼は、搾油所の入口のドアで私を笑顔で待っていてくれました」
作られていたのは、テーブルオリーブにも使われるネグリーニャ・デ・フロイソ種を主体としたエキストラバージンオリーブオイルです。
この土地でしか育たない特別な品種のため、風味や香りは世界のほとんどが知らず、見つけるのも難しいとされています。

ディスカバリー17 (2020年/チリ)
ディスカバリー17
  • 販売時期
  • 2020年8月
  • 産地
  • チリ リベルタドール・ベルナルド・オイギンス
  • 風味
  • 和梨や白桃のような優しい香りに、新鮮なチコリやセロリのピリッとした苦味と辛味、そしてアーモンドやクルミのような甘い後味が感じられる

「南米チリから“Hola”!今ここ南半球は秋、美しい赤やオレンジや黄色が、息を呑むような色彩でこの国を彩っています」
ドゥッチョ氏は再び、ディスカバリー9で出会ったオーリスル農園を訪れました。
この年のオーリスル農園のコロネイキ種は非常に出来が良く、香り高く味の調和も素晴らしいものになりました。

ディスカバリー18 (2020年/スペイン)
ディスカバリー18
  • 販売時期
  • 2020年12月
  • 産地
  • スペイン アンダルシア・ハエン
  • 風味
  • まさにグリーントマトといった新鮮な香りにほんのりとドライハーブの芳香が感じられ、程よい苦味辛味とアーモンドのような後味が持続する

ドゥッチョ氏は、オリーブクエストの旧友でもあるホセ・ガルヴェス氏の農園を訪れました。
自社農園で丹念に栽培されたアルべキーナ種から搾られたこの年のオイルは、まさに「グリーン・アルべキーナ」と呼ぶにふさわしい出来栄えでした。
「このエキストラバージンオリーブオイルは、アンダルシアの精神そのものです」

ディスカバリー19 (2021年/イタリア)
ディスカバリー19
  • 販売時期
  • 2021年3月
  • 産地
  • イタリア サン・ポーロ
  • 風味
  • 生アーモンドにグリーンバナナやセージ様の香りが絶妙に調和し、粒胡椒のようなピリッとした辛味がアクセントとなった透明感と気品の感じられる風味

「私が過去20年間で味わった中でも最高級のエキストラバージンオリーブオイルの一つ」
プルネーティ兄弟は、何世代にもわたって、イタリアらしいエキストラバージンオリーブオイルを生産しています。
この年のトスカーナ州キャンティ地方は大変に天候に恵まれ、非常に素晴らしい品質のオリーブ果実を生産することができました
宝石のような果実から作られたエキストラバージンオリーブオイルは、トスカーナでもここ20年くらいで他に類を見ないような出来栄えでした。

ディスカバリー20 (2021年/イタリア)
ディスカバリー20
  • 販売時期
  • 2021年6月
  • 産地
  • イタリア ヴェローナ
  • 風味
  • 洋梨や黄色いリンゴを思い起こさせる甘く優しい香りの中にトマトやミントのような香りもほんのりと感じられ、ナッツや白胡椒のような味わいがやさしく持続する

世界が複雑な時期にあった2021年。
ドゥッチョ氏も世界中を旅するのは困難でしたが、試練を乗り越え、イタリアにて家族経営の生産者に出会いました。
彼らの農園は2014年にスタート。
他では見ることができないようなグリニャーノ、ファヴァロール、トレップという3種のオリーブを育てています。
新しい農園だからこそできるチャレンジ精神を武器に、試行錯誤しながら作られたエキストラバージンオリーブオイルは、とても稀な香りを楽しめる逸品でした。

ディスカバリー21 (2021年/チリ)
ディスカバリー21
  • 販売時期
  • 2021年10月
  • 産地
  • チリ リベルタドール・ベルナルド・オイギンス
  • 風味
  • グリーンアップル様の香り立ちの中にフレッシュバジルやセロリの香りが感じられ、やや強めですっきりした味わいにはバニラのような余韻が残る

「今回選んだのは、私のお気に入りの一つで、品質に妥協をしない生産者です。その彼が『今年は当たり年である』と言いました!」
ドゥッチョ氏は、生産者のアロンソ氏が作るさまざまな品種のエキストラバージンオリーブオイルを二日かけてテイスティング。
最終的にギリシャ原産のコロネイキの2つのロットをオリジナルにブレンドし、チリ産らしい魅力的なエキストラバージンオリーブオイルに仕上げました。

ディスカバリー22 (2022年/イタリア)
ディスカバリー22
  • 販売時期
  • 2022年1月
  • 産地
  • イタリア シチリア
  • 風味
  • シチリア産早摘みオリーブの典型的な風味で、新鮮なバジルやパセリ、青リンゴのような青々しく透明感のある強めの香り立ちにルッコラや白胡椒の程よい苦味と辛味がある

「シチリアで、普通ではありえないオイルに出会いました」
ノチェラーラ・デル・ベリチェという品種は、熟した果実がテーブルオリーブとして売買される高価な品種で、一般的にはオイルを搾るためには使われません。
ミチェリ&センサートの農園では、仲間たちから「信じられない」と言われながらも、この果実がまだ緑色の時に収穫して、エキストラバージンオリーブオイルを搾り出しました。
彼らのオリーブオイルの中でも、ノチェラーラ・デル・ベリチェの風味は鮮烈でした。

ディスカバリー23 (2022年/スペイン)
ディスカバリー23
  • 販売時期
  • 2022年4月
  • 産地
  • スペイン アンダルシア
  • 風味
  • 青々しい草葉の香りの中に洋梨やバナナ、青リンゴのようなほんのりとした甘い香りが感じられ、チコリの爽やかな苦味にフレッシュハーブのような味わいも楽しめる複雑な風味

「魔法がかかったようなこの土地、スペイン アンダルシアのエキストラバージンオリーブオイルです」
「搾油の巨匠」としても知られるホセ・ガルヴェス氏は、多くの試行錯誤を重ねた結果、ピクアル品種のオリーブの実からオイルを抽出するための最適温度が21度ということを発見した方。
素晴らしい実から、独特な香りのあるエキストラバージンオリーブオイルを作り上げました。

ディスカバリー24 (2022年/チリ)
ディスカバリー24
  • 販売時期
  • 2022年10月
  • 産地
  • チリ リベルタドール・ベルナルド・オイギンス
  • 風味
  • ミディアムフルーティーさの中に青バナナやミント、レモンの香りが広がり、グリーントマトに新鮮な胡桃、白胡椒の柔らかい辛味といった味わいが調和したアルベキーナ種由来の繊細な風味

チリは太平洋の最西端に位置する国で、 太平洋と険しいアンデス山脈に囲まれた細長い国土の長さは 4,300km、幅はたったの200km。
その中に、一年中緑と銀色で彩られた私たちの愛するオリーブの木々があります!
チリ最高のオリーブ畑と最高のオリーブを北から南まで探し求めて、 搾りたての最もエキサイティングなエキストラバージンオリーブオイルを厳選いたしました。

ディスカバリー25 (2023年/イタリア)
ディスカバリー25
  • 販売時期
  • 2023年5月
  • 産地
  • イタリア ペルージャ
  • 風味
  • アーティチョークとリンゴとアーモンドの香りと味わいで、ミディアムな苦味と辛味が見事に調和し、ミントの芳香と草葉の香りが漂い心地よい余韻が残る

オリーブクエスト ディスカバリー25は、イタリア中部のウンブリア州ペルージャ県トレヴィ村にある家族経営の小さなオリーブ農園と搾油所から生まれました。
この地域は美しい丘陵地帯ですが、一方岩だらけの険しい地形でもあり決して農業に向いているとは言い難い土壌です。
今回オイルを搾ったモライオーロ種はこの州を代表するオリーブの樹種ですが、トスカーナ地方で見られるモライオーロ種などと違い、長い年月をかけて険しい地形の岩の間に根を張り成長する事でとても強く、この土地独特な力強さから生まれる特別な香りと風味があります。

ディスカバリー26 (2023年/チリ)
ディスカバリー26
  • 販売時期
  • 2023年10月
  • 産地
  • チリ リベルタドール・ベルナルド・オイギンス
  • 風味
  • フレッシュなグリーントマトの香りにバジルやミントの芳香が感じられ、バナナ、レタス、胡桃、白胡椒を思い起こす心地よい辛みと味わいが調和し、持続する

オヒブランカと呼ばれる品種はチリではほとんど見られず、限られた農園でしか栽培されていません。
今年のオヒブランカは信じられないほどの品質だったので、私はそのオイルを確保して日本に届けることにしました
これは、トマトとバジルの香りとオヒブランカの典型的なスパイシーな味わいを備えた、信じられないほどユニークで特別なオイルです。

ドゥッチョ氏のオリーブクエストの旅はこれからも続いていきます。
次はどこの素晴らしいオリーブオイルを届けてくれるのでしょうか?
これからも楽しみにお待ちください。