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今回はイタリア・ペルージャから!
世界中から厳選『オリーブクエスト ディスカバリー25』の魅力

〈2023.06.26 掲載〉
今回はイタリア・ペルージャから!世界中から厳選『オリーブクエスト ディスカバリー25』の魅力

世界中の稀少なオリーブオイルに出会える、『オリーブクエスト(Olive Quest)』シリーズ。
オリーブオイルマエストロが厳選した、搾りたてのエキストラバージンオリーブオイルが届きます。
今回の「オリーブクエスト ディスカバリー25 (Olive Quest Discovery 25)」は、イタリア・ウンブリア州ペルージャにある小さなオリーブ農園から。今だけの特別なオリーブオイルを詳しくご紹介します。

産地ごとに異なる、
珠玉のエキストラバージンオリーブオイル

産地ごとに異なる、珠玉のエキストラバージンオリーブオイル

2017年からスタートした、日清オイリオの人気プロジェクト「オリーブクエスト」シリーズ。
IOC国際オリーブ協会が認定するカポパネル(鑑定士のリーダー)の資格を持ち、専門コンサルタントとして登録されている、オリーブオイルマエストロ、ドゥッチョ・モロッツォ・デッラ・ロッカ氏が世界各地のオリーブ農園を巡り、その時、その場所でしか味わうことのできない優れたエキストラバージンオリーブオイルを厳選。年に数回の割合で定期的に届くサービスです。

それぞれの国の土壌や気候などでも香りや風味が変わるオリーブオイル。
回を重ねるごとに個性豊かな魅力が楽しめるのが、このプロジェクトの特長です。
「ディスカバリー23」 (2022年/スペイン)、「ディスカバリー24」(2022年/チリ)に続き、2023年5月から発売となった「ディスカバリー25」は、ドゥッチョ氏のでもあるイタリアから届きます。

「オリーブクエスト」はこんな風に届きます

「オリーブクエスト」はこんな風に届きます

「オリーブクエスト」は、黒を基調としたシックな色合いのパッケージ。
ドゥッチョ氏のサインも記されています。自宅用はもちろん、ギフトにも喜ばれそうなデザインです。

ディスカバリー25の産地や風味が記されています

瓶の下部には「ディスカバリー25」の産地や風味が記されています。

箱は黒地のシックなデザイン

産地の詳しい解説や、オリーブオイル鑑定書などが同梱されているのも「オリーブクエスト」の魅力のひとつ。
土地ごとの美しい風景写真とともに、オリーブ農園の様子や作り手のストーリーなどが丁寧に綴られており、つい読みふけってしまいます。

「ディスカバリー25」は
イタリア・ウンブリア州ペルージャから

イタリア・ウンブリア州ペルージャから

南北に広がる長い地形のイタリアで中央部に位置するウンブリア州は、海に接していない数少ない州の一つです。
丘陵と森が多く、険しい地形の岩場に根を張って育つオリーブは独特の力強さがあり、この土地特有の風味が生まれるそう。

今回ドゥッチョ氏が選んだのは、州都・ペルージャから南西へ約40㎞、中世の石造りの村々が散在するトレヴィ村にある小さなオリーブ農園です。
運営するガウデンツィ家は、世界最高とも言われるオリーブオイルガイドブック「フロス・オレイ」で最優秀賞を獲得するなど、10年以上にわたり世界中で賞を取り続ける実力。
過酷な環境で育つオリーブの特長を最大限に引き出し、高品質なエキストラバージンオリーブオイルを作り続けています。

「ディスカバリー25」テイスティング・レポート

テイスティング・レポート

「ディスカバリー25」は、ウンブリア州を代表するオリーブ品種「モライオーロ」がメインに使われています。
岩場が多く厳しい土壌ですが、根から吸収するミネラルが果実に凝縮されており、独特な香りと濃厚な味わいにつながるそう。

生食はもちろん加熱調理にも利用できます

完成したエキストラバージンオリーブオイルは、アーティーチョークやリンゴ、アーモンドなどの香りに加え、ミディアムな苦味と辛味がバランスよく調和。
ミントのような爽やかな余韻もあり、生食はもちろん加熱調理にも利用できます。

「ディスカバリー25」で作る、ウンブリア州の伝統料理レシピ

「オリーブクエスト」に同梱されているリーフレットには、その土地ごとのオリーブオイルを楽しめる、現地のおすすめレシピが掲載されています。
「ディスカバリー25」ではペルージャの名産・トリュフを使った「トリュフのペンネパスタ」が紹介されています。

今回はリーフレットに掲載していないレシピをもう1品、ドゥッチョ氏から特別に教えてもらいました。
ウンブリア州に古くから伝わる郷土料理「聖人アントニオのミートボール」Polpette di Sant’Antonio(ポルペッテ・ディ・サンタントニオ)です。
実際に作ってみました。

ウンブリア州の伝統料理レシピ

松の実と干し葡萄がたっぷり入ったミートボールは、1月17日の聖人アントニオを祝う日に作られる料理の一品。
その昔、聖人が貧しい人々に、マカロニミートソース、ミートボール、肉詰めソーセージなどの肉料理とワイン、リンゴをご馳走したことで、現地ではこれらの料理を「聖人アントニオ料理」と呼びます。

特にこのミートボールは比較的簡単で、お祝いの日だけでなく普段から家庭で作られる一品でもあり、今日でもこの伝統は受け継がれているそうです。

ウンブリア州伝統料理
「聖人アントニオのミートボール」
Polpette di Sant’Antonio
(ポルペッテ・ディ・サンタントニオ)

聖人アントニオのミートボール
レシピ
- 材料/2人分 -
  • ・牛ひき肉  200g (※1)
  • ・硬くなってしまったパン  50g (※2)
  • ・干し葡萄  25g
  • ・松の実  大さじ1
  • ・卵  1個
  • ・粉チーズ  15g
  • ・イタリアンパセリ  適量
  • ・トマトピューレ  400ml
  • ・ニンニク  小1片
  • ・エキストラバージンオリーブオイル  大さじ2
  • ・塩・胡椒  適量
  • ・生バジリコ  数枚

※1 豚のひき肉でもOK
※2 固くなったパンを使うリメイク料理ですが、無ければ食パンでもOK

- 作り方 -
  • 1.バットにパンをちぎって水を適量注ぐ。
    10分位経過してパンが少し柔らかくなったら、パンの水気をしっかり絞る。
  • 2.干し葡萄と松の実をそれぞれ半分にカットする。
    イタリアンパセリを刻む。
  • 3.大きめのボウルに上記1のパンを入れ、そこにひき肉と卵を加えて混ぜ合わせる。
  • 4.上記2の干し葡萄と松の実、イタリアンパセリ、粉チーズを加える。
    塩と胡椒を適量加えてよく混ぜ合わせる。
    タネがゆるいようであれば、パン粉を適量加えても良い。
    作り方の画像
  • 5.タネを8等分に分け、ボール状に丸める。
    作り方の画像
  • 6.フライパンにオイルを大さじ2杯程度いれて、潰したニンニクを加えて弱火で加熱し、ニンニクの香りが立ち始めたらトマトピューレと塩を適量入れる。
    少しだけ火を強めて10分間蓋をして時々かき混ぜながら加熱したら、上記5のミートボールを入れる。
    作り方の画像
  • 7.蓋をして約10分間煮続け、ミートボールに火が通りトマトソースが煮詰まったら出来上がり。
    作り方の画像
  • 8.食前にバジリコの葉を数枚飾り、オリーブオイルをお好みでひと回しかけて召し上がれ。

ひき肉と干し葡萄という意外な組み合わせですが、お肉の旨みを含んだぶどうの甘味に、松の実の食感がアクセントになり、奥行きのある味わいが楽しめました。

世界各地の稀少なオリーブオイルが自宅にいながらにして楽しめる「オリーブクエスト」シリーズ。
年に数回定期的に届き、お得に楽しめる「会員コース」ほか、1回購入もできます。
どんなオリーブオイルと出会えるのか、今後もぜひお楽しみに!

現在発売中のオリーブクエスト

  • オリーブクエストディスカバリー
    通販限定
    オリーブクエスト ディスカバリー27
    (Olive Quest Discovery 27)
    販売価格:2,850円(税込)
    商品詳細はこちらから
ライタープロフィール
ライター
田窪綾 調理師免許を持つフリーライター。惣菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成、レシピ提案などを行っています。

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