時代とともに、油に対する意識や使い方は少しずつ変化しています。
近年のトレンドは、健康志向の高まりが影響しているようです。
今のトレンドをまとめてご紹介しましょう。
INDEX
・トレンド [1] オイルの「バラエティ化」
・トレンド [2] オイルの「サプリ化」
・トレンド [3] オイルの「調味料化」
・トレンド [4] オイルをかけて、生でたのしむ習慣
・トレンド [5] スポーツシーンでオイルを摂る
トレンド [1] オイルの「バラエティ化」
多くの家庭に常備されている油といえば、サラダ油・ごま油・オリーブオイルではないでしょうか。
近年は油の「バラエティ化(多様化)」が進み、スーパーの店頭の油コーナーには、アマニ油・えごま油・MCTオイル・ココナッツオイルなど、たくさんの油が並ぶようになりました。
さらに「○○油」という単体商品だけでなく、例えば「アマニ油の機能を利用した機能性表示食品」「えごま油を使用した調味料」「パウダータイプのMCT」など、バリエーションも豊富に。
日常のさまざまなシーンで、油を上手に摂りやすい時代になってきています。
特に2020年は内食需要が高まり、家庭用食用油市場は上期10%増に伸長しました。(食品新聞発表2020/12/29)
トレンド [2] オイルの「サプリ化」
昔は「体に悪い」「太ってしまう」というイメージが強かった油。
近年は油の健康性が注目を集め、「控えるもの」ではなく「健康のために積極的に摂るもの」という意識が高まってきました。
その立役者こそがアマニ油・えごま油。
スプーン1杯を毎日飲んで、食べ物で補いきれないオメガ3を摂ろうというサプリメント的な位置づけで選ばれています。
MCTオイルも、効率の良いエネルギー源として、アクティブな毎日の習慣にしたいオイルです。
(詳しくはトレンド5へ)
オメガ3を手軽に摂れるサプリ的オイル


トレンド [3] オイルの「調味料化」
油が担う役割も、多様化してきました。
従来は、「こげつきを防ぐ」という目的で油を使うことが中心でした。
近年はそれに加えて、風味づけ・コクアップのための「調味料」としての役割が求められるようになりました。
オリーブオイルの人気はとどまらず、料理によって使い分けるなど、こだわる人が増えています。
さらに生でも加熱でも手軽に使えて、料理の風味づけに大活躍することから、ごま油も人気です。
日清オイリオ通信販売では、こんな商品も!


さわやかな山椒の刺激がクセになる、こめ油ベースの香味油。
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内容量:山椒香味油97g
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トレンド [4] オイルをかけて、生でたのしむ習慣
「炒める」「揚げる」に加えて、「かける」「混ぜる」も!
アマニ油やえごま油といった生食向きの油が増えたことで、生食もトレンドになりました。
特に日清オイリオが提案する「かけるオイル」の認知度が高まり、オイルの新鮮な風味を食卓でかけて楽しむ方が増えています。
オリーブオイルやごま油も、生食という発想によって使いどころが増えますね。
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実は「サラダ油」からはじまっていた生食文化
今ではすっかり定番になった「サラダ油」ですが、販売され始めた大正13年(1924年)当時は、食用油の概念を一変させるほどの存在でした。
なぜなら、サラダ油から、オイルの生食文化が生まれたから。
サラダ油とは、サラダ料理などで「生でも使用できる、精製度の高い油」という意味です。このとき初めて生食が提案され、新たな食文化が花開いたそうです。(その日本初のサラダ油は「日清サラダ油」でした!)
トレンド [5] スポーツシーンでオイルを摂る
日清オイリオが40年以上研究を続けてきた「MCT(中鎖脂肪酸)」。当初は医療や介護のシーンで活用されていましたが、最近はスポーツ時の栄養補給としても注目されています。
特にランニングやウォーキングなどの有酸素運動においては、第4の栄養素として脂質が注目されているのです。
MCTは、一般的な油と比べてエネルギーになりやすい脂質のため、スポーツ時にぴったり。
日清オイリオの「MCT CHARGEシリーズ」や「日清MCT HCシリーズ」は、オイルタイプだけでなく、運動前に食べやすいゼリータイプや、プロテインに混ぜやすいパウダータイプもラインアップしています。
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研究開発の発展と消費者のライフスタイルの変化で、油のトレンドは変化していきます。
上手にトレンドを取り入れて、健康的で豊かな生活につなげてください。