鮮度を保った油で、おいしく健康な毎日
![鮮度を保った油で、おいしく健康な毎日](/img/pages/column/column_250205/main.jpg)
鮮度が気になりながらも、いつ開封したかわからない油を使い続けている人は多いのではないでしょうか。「劣化した油」を使うこと料理の味は低下し、また、極端に悪くなった油を使った場合健康を害する恐れもあります。
そこで劣化した油の見分け方や長持ちする保存方法などの油についての知識を深めて、食生活をチェンジ!おいしい料理を食べて健康的な毎日を送りましょう。
Index
油が劣化する原因
油が劣化する主な原因には、次の5つがあげられます。
![油が劣化する主な原因](/img/pages/column/column_250205/image_01.jpg)
油の「劣化」は、光・高温・空気にさらされ、「酸化」や「加水分解」が進むことで起こります。
「酸化」とは油が空気中の酸素と反応することです。その結果、いやなにおいが出たり、色が濃くなったり、粘度が増したりして品質が低下します。
「加水分解」は、油の中に食品を入れると、食品から出る水分が原因で油の分子の一部である脂肪酸が切れてしまう現象を指します。その結果、煙が出やすくなります。
油の劣化を見分ける5つのポイント
![油の劣化を見分ける](/img/pages/column/column_250205/image_02.jpg)
料理の味が落ちるだけでなく、胸やけや不快感につながる恐れがあるので、劣化した油を使い続けることは避けなければなりません。
揚げ物に使う油は、油の種類や揚げ種・温度・時間などによって異なりますが、3~4回の使用が目安です。 また、必要以上の高温で揚げ物をし、揚げカスをそのままにしておくことも油の劣化を早めます。「梅干を焦げるまで揚げる」「水分の多い野菜を入れる」といった油を若返らせる言い伝えは迷信です。一度劣化した油は元には戻りません。
劣化した油は、以下のような5つの見分け方があります。
![劣化した油の5つの見分け方](/img/pages/column/column_250205/image_03.jpg)
油の保管方法
![油の保管方法](/img/pages/column/column_250205/image_04.jpg)
油は保管方法によって品質が変わり、寿命を縮めてしまうことがあります。以下のポイントを守り、開封後は早めに使い切ることを心がけましょう。
●直射日光や蛍光灯の光を避ける
光は油を早く劣化させる原因です。保管所は暗くて涼しい場所を選びましょう。
(※冷蔵庫での保管の必要はありません)
●温度の高い場所を避ける
高温も油をいためる原因のひとつ。ガスコンロの周辺はもちろん、買物途中、炎天下の車の中に長時間置くのも禁物です。
●開封したらきちんとキャップを閉める
油は空気に触れてもいたむので、使用後はキャップをしっかり閉めて保管しましょう。また、キャップを閉め忘れるとゴミや虫などが入ることもあるので注意。
●開封したら、なるべく早く使い切る
開栓したら1~2カ月で使い切りましょう。
●オリーブオイルの保管方法
オリーブオイルも光や熱にあたると退色し風味が変わるので、高温を避け、暗いところに保管をしましょう。
10℃を下まわると濁り、白く固まりますが、容器ごとぬるま湯などで温めれば清澄な油に戻ります。
劣化した油を食べたときの影響
![劣化した油の料理](/img/pages/column/column_250205/image_05.jpg)
![劣化した油を食べたときの影響](/img/pages/column/column_250205/image_06.jpg)
普通に食べられる程度であれば害はないのですが、劣化した油を食べると気分が悪くなり、胸やけを感じる場合もあります。
鼻につくような臭いがでている油は、嘔吐、下痢、腹痛等食中毒類似の症状が出ることもあるので、食べないようにしましょう。
鮮度長持ち、サビないオイル「日清ヘルシークリア」
油の大敵である「酸化」と戦い続けてきた日清オイリオの3つの独自技術からなる「ウルトラ酸化バリア製法」によって作られた「日清ヘルシークリア」。
作りたての鮮度長持ちでおいしさが続く、開封後もすっきり、油っこくない、調理時のにおいが少ないオイルです。
また、コレステロール0、天然のビタミンEを豊富に含んでいます。また、プラスチック使用量を約39%削減した(当社900gペット比)持ちやすい「スリムボトル」で環境にやさしい商品です。
おいしさつづく、フレッシュキープボトル
空気に触れるのを防ぐ「逆止弁キャップ」と、注いだ分だけ内袋が小さくなる二重構造で、開封後の油を酸化から守る「フレッシュキープボトル」のオイルもラインアップ。
一滴から注げ、欲しい分でピタッと止まり液だれしにくいので、食卓に置くのにも便利です。
鮮度を保った油を使って、おいしく健康な毎日を送ろう
ついつい見逃しがちな日々使っている油の劣化ですが、鮮度を保った油を使えば料理はもっとおいしく仕上がります。まずは、今使っている油の状態と保管方法をチェックし、よい鮮度をキープ。おいしく健康な生活を心がけましょう。