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Oil Style

オリーブクエスト ディスカバリー29
「ギリシャ・レスボス島の稀少品種オリーブが生きる」

〈2025.06.25 掲載〉
オリーブクエスト ディスカバリー29

世界を旅するオリーブオイルマエストロが、その土地ならではの魅力をもつエキストラバージンオリーブオイルを届ける「オリーブクエスト(Olive Quest)」シリーズ。

「オリーブクエスト ディスカバリー29 (Olive Quest Discovery 29)」は、エーゲ海に浮かぶギリシャのレスボス島から。この島だけで、ごくわずかしか栽培されていない稀少品種で作られたエキストラバージンオリーブオイルをご紹介します。

一期一会の味わいをお届けする「ディスカバリー29」

一期一会の味わいをお届けする「ディスカバリー29」

その土地、その季節だけ。一期一会の味わいが楽しめる「オリーブクエスト」シリーズ。オリーブオイルマエストロのドゥッチョさんが、世界各地の優れたオリーブの生産者とともに、エキストラバージンオリーブオイルをお届けしています。

オリーブクエスト29

2本または3本のセットもあり、セット用のパッケージは黒を基調としたシックなデザイン。ゴールドのロゴとオリーブの実のイラスト、光の加減で浮かび上がる世界地図が印象的です。
特別なエキストラバージンオリーブオイルなので、ギフトとしても高い人気を誇ります。

「ディスカバリー29」の旅先と、その風味の個性
パンフレット同梱

光を遮るガラス瓶には、「ディスカバリー29」の旅先と、その風味の個性が記されています。

さらに、ドゥッチョさんによるオリーブオイル鑑定書や、現地の様子が詳しく分かるリーフレットも同梱されており、一緒に旅をしているような気分に浸れます。

「ディスカバリー29」はギリシャのレスボス島から

「ディスカバリー28」は、チリ中央部の地域「リベルタドール・ベルナルド・オイギンス」にある農園から届きます

「ディスカバリー29」の舞台は、トルコに近いエーゲ海北東部に位置するギリシャ・レスボス島。
人口200人ほどの小さな村・シグリ村を拠点とするオリーブオイル生産者「ファルコン社」が手がける、稀少な品種を使ったエキストラバージンオリーブオイルが今回の主役です。

ギリシア・コリントス遺跡
【ギリシャの風景】コリントス遺跡
イアの教会とエーゲ海
イアの教会とエーゲ海

日本ではあまり知られていませんが、実はギリシャは世界有数のオリーブオイル消費国。「ギリシャ神話にもオリーブの木が頻繁に登場する通り、オリーブは文化に深く根付き、ギリシャの人々の暮らしを豊かに支えています」。と、ドゥッチョさんは語ります。

信頼関係を築いていく
オリーブの実

最高のオリーブオイルを求めて、日頃から世界中のオリーブオイルをテイスティングしているドゥッチョさん。特別な可能性を感じたオイルを見つけるとすぐにサンプルを取り寄せ、その生産者について調べ、現地を訪問。ともに農園で作業をしながら対話を重ね、信頼関係を築いていくのだと言います。

かぼちゃのポタージュスープ
レスボス島北西海岸にあるシグリ村

今回、ドゥッチョさんが見つけ出したオリーブオイルの生産者である「ファルコン社」は、地元品種など約55,000本のオリーブの木を栽培し、エキストラバージンオリーブオイルの生産に力を注ぐ企業です。

経営者のアントニスさんは50歳で故郷の島に戻り、砂漠のような土地を緑豊かな農園に生まれ変わらせました。70歳を迎える今でも毎日精力的に広大な農園内を歩き、ハードワークをも楽しむ姿勢にドゥッチョさんは惚れ込んだそう。

その情熱から生み出される「ファルコン社」のオイルは、2024年の世界オリーブコンペティションで3つの最優秀オリーブオイルを受賞するほど。国際的にも高く評価されており2025年産のオイルにも注目が集まります。

ドゥッチョさんから見たギリシャ・レスボス島

ギリシャ・レスボス島
レスボス島の風景

ギリシャは「信じられないほどの美しさを持つ素晴らしい国」。子どもの頃からギリシャの海でよくバカンスをしてきたというドゥッチョさんは、ギリシャの魅力をこう例えます。

ギリシャの海でバカンス
ギリシャの魅力

特に、島の美しさは「この世のものとは思えない」とも。
手つかずの自然、香り高い地中海の植物、青いグラデーションが広がる海。
海を眺めながら朝食をとったり、仕事終わりにカヌーから夕陽を眺めたりと、自然とじっくり向き合う体験ができたと話します。

ギリシャサラダ
ギリシャサラダ

ギリシャ料理も大好きなドゥッチョさんは、島にある家族経営の居酒屋風レストランで毎日、ランチとディナーを食べたそう。
例えば、とれたての野菜を使った伝統的なギリシャサラダ。フェタチーズにオリーブ、オレガノ、エクストラバージンオリーブオイルをたっぷり合わせて食べる一品で、ギリシャの暑い夏に涼を運んでくれるのだとか。

生サバの塩漬け
生サバの塩漬け

また、ある日は生サバの塩漬け。「このレストランではその日に釣られた魚しか使いません。レモンと合わせて食べると、サバの鮮度の良さや濃厚な風味がいっそう引き立ちました」と、ドゥッチョさんは振り返ります。他にもカタクチイワシやアサリ、イカやシロダイなどが登場し、おいしい地中海料理に舌鼓を打ったと言います。

人々の生活のリズムは昔のままで、シンプルな暮らしぶり。「好奇心旺盛でフレンドリーな彼らとのひとときにも癒やされた」とも教えてくれました。

ドゥッチョさんのInstagramでは、「ディスカバリー29」の生産者紹介や、ギリシャでの様子など、「オリーブクエスト」の舞台裏を垣間見ることができます。ぜひチェックしてみてくださいね。

「ディスカバリー29」をテイスティング

テイスティング

ギリシャ・レスボス島には、この島でだけ、ごくわずかしか栽培されていない「コロヴィ」という品種があります。
ドゥッチョさんがアントニスさんと作り上げた「ディスカバリー29」は、ファルコン社のコロヴィのみを使ったエキストラバージンオリーブオイル。この土地ならではの魅力が詰まっています。

ファルコン社のコロヴィのみを使ったエキストラバージンオリーブオイル

農園では、「コロヴィ」種のオリーブが緑色になる9月から収穫を始めます。9月のレスボス島はまだ暑さが厳しいため、香りを損なわないよう、朝の涼しい時間帯に収穫を行い、気温が上がる前に搾油するそう。
刈ったばかりの若草や、青トマト、ミント、レタス、りんごなどを思わせるフレッシュな香りと、心地よい苦味と、スパイシーさが余韻として広がり、バランスの良さが感じられます。

「皆さんがおそらく一番驚かれるであろうことは、このエキストラバージンオリーブオイルの香りの爽やかさが、普段の料理に合わせやすいことではないか」とドゥッチョさん。

刺身や豆腐、野菜、コンソメスープなど、シンプルな料理に幅広く利用できるのが魅力のひとつです。

中でもドゥッチョさんのイチオシは、「ブルスケッタ」です。
トーストしたパンに小さく切ったトマトをのせ、ひとつまみの塩とバジルの葉を添えてから、エキストラバージンオリーブオイルをかけるだけの簡単レシピです。

「どんな食材にもよくなじむので、このオイルの素晴らしさを実感できるはずです」とドゥッチョさんも話します。

編集チームでも実際に試してみました。

どんな食材にもよくなじむ

カットしたトマトの果汁とオリーブオイルが混ざり合い、香ばしく焼いたパンにジュワッとしみ込みます。素材同士がなじんで、ソースのような一体感。清涼感のあるバジルの香りが奥行きを加えていて、「ディスカバリー29」の風味とよく合います。

トマトとバジルの具材は、バゲットにのせればお酒に合うおつまみに、カンパーニュや食パンに合わせればボリュームのある朝食にもぴったりなおいしさです。

ボリュームのある朝食にもぴったり

世界各地の稀少なオリーブオイルを自宅にいながらにして楽しめる「オリーブクエスト」シリーズ。年に数回定期的に届き、お得に楽しめる「会員コース」と、好きなオリーブオイルを月に1回選べる「お試しコース」の2種類があります。

今もドゥッチョさんの旅は続いています。どんなオリーブオイルと出会えるのか、今後もぜひ楽しみにしていてくださいね!

  • 通販限定
    オリーブクエスト ディスカバリー29
    (Olive Quest Discovery 29)
    2,850円(税込)
    商品詳細はこちら
ライタープロフィール
ライター
田窪綾 調理師免許を持つフリーライター。惣菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成、レシピ提案などを行っています。

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