オイルのある健康な暮らしを提案

Oil Style

ワインと楽しむ
オリーブオイルメニュー

〈2024.01.31 掲載〉

シンプルな味つけでも素材の味を生かすオリーブオイルを使った料理は、パーティーに人気。
卒業、入学、就職、引っ越し……新年度のお祝いはオリーブオイル料理でもてなしてはいかがでしょうか。
そこで、今年も発売を開始したヌーボー・オリーブオイル 『ピエトラ・コロンビナ』にぴったりなパーティーメニューをセレクト。
その料理と組み合わせることで、香り、味、余韻を引き立て合う、ワインとのマリアージュを検証してみました。

[1] 年に一度しか味わえないヌーボー・オリーブオイル
     『ピエトラ・コロンビナ』とは?

ピエトラ・コロンビナ エキストラバージンオリーブオイル

通販限定

ピエトラ・コロンビナ
エキストラバージン
オリーブオイル

レギュラーサイズ 750ml 
販売価格:7,980円(税込)
お試しサイズ 250ml 
販売価格:3,980円(税込)

栽培・収穫・搾油・瓶詰めまでのすべてをイタリア・トスカーナ地方で行っている、名門・ファブリ社の『ピエトラ・コロンビナ』。
10月下旬から11月中旬のわずかな期間に収穫された早積みオリーブの果実を搾ったエキストラバージンオリーブオイルです。
地元でも入手困難と言われる季節限定のオリーブオイルヌーボーを、産地から直接日本に空輸することで、至宝とも言えるオリーブオイルを堪能できるようになりました。

オリーブ果実のジュースのように香り高く、スパイシーな味わいが特長

オリーブ果実のジュースのように香り高く、スパイシーな味わいが特長。温かい料理にかけたときに立ち上る香気がさまざまな旬の食材を香り豊かに仕上げます。

[2] おすすめオリーブオイルメニューをワインと合わせて試食会

おすすめオリーブオイルメニューをワインと合わせて試食会

今回はオンラインショップに掲載された『ピエトラ・コロンビナ』のレシピから、ホームパーティーにおすすめの6品をセレクト。
この料理に合うワインを用途や予算、お好みに応じてワイン選びをアレンジしてくれるワインフィッター®の佐藤美智子さんに、6種類のパーティー料理に合う、スパークリング、白2本、赤、ロゼの5本をフィッティングしていただき、スタッフで試食会を実施しました。
料理に合うワインをうまく選ぶヒントが詰まっています。

座談会参加メンバーは……
ワインフィッター 佐藤美智子さん Bridge Bell代表
日清オイリオ社員 日清オイリオグループ株式会社 通信販売部門担当
編集スタッフA  日清オイリオグループWEB内の記事を担当
編集スタッフB  ワイン好き、オリーブオイル好きで、『ピエトラ・コロンビナ』を毎年購入

「オレンジとハードチーズのカナッペ」+スパークリング

「オレンジとハードチーズのカナッペ」+スパークリング

【セレクトしたメニュー】
オレンジとハードチーズのカナッペ
レシピはこちらから >>

【フィッティングしたワイン】
グレラ100%のフルーティでほんのり甘味のある白のスパークリング

日清オイリオ社員: 『ピエトラ・コロンビナ』の搾りたてのフレッシュな風味を楽しめる オレンジを使ったオードブルを用意しました。『ピエトラ・コロン ビナ』はフルーツとも相性がいいんです。

編集スタッフB: 『ピエトラ・コロンビナ』の果実のようなフレッシュさがオレンジに、コクのある風味がハードチーズの深みに合っていますね。

佐藤さん: 見た目にも華やかなフルーツを使ったオードブルには、スターターとしてスパークリングがおすすめです。

日清オイリオ社員: 爽やかな味のスパークリングワインと合わせるとさらに料理の味も軽やかになりますね。

佐藤さん: 柑橘系のフルーツを使った料理には、ほのかな甘味と爽やかな酸味を楽しめるワインを選ぶと、お料理の味わいが一層引き立ちますよ。

編集スタッフA: 食べてからこのフルーティでほんのり甘味のある白のスパークリングを飲むと、きめ細かな泡感で、食欲が増進される感じ。

日清オイリオ社員: 『ピエトラ・コロンビナ』の風味とオレンジ、スパークリングワインが一体となった良いメニューですね。次のオリーブオイル料理を準備しますね。

「ローストビーフとルッコラのサラダ」+爽やかな白

「ローストビーフとルッコラのサラダ」+爽やかな白

【セレクトしたメニュー】
ローストビーフとルッコラのサラダ
レシピはこちらから >>

【フィッティングしたワイン】
ロエロ・アルネイス100%のキリっとした酸味が嬉しい、爽やかで軽快な白

日清オイリオ社員: こちらは、ホームパーティーで喜ばれるローストビーフを使った、華やかなサラダです。

編集スタッフB: オリーブオイル、岩塩、こしょうのシンプルなレシピのサラダですが、オリーブオイルの風味が豊かで、『ピエトラ・コロンビナ』を使ったからこそ作れるドレッシングですね。

佐藤さん: ルッコラのフレッシュさ、ほろ苦さと合わせて軽めで爽やかな白をチョイスしました。

編集スタッフA: このサラダを食べてからキリっとした酸味が嬉しい、爽やかで軽快な白 ワインを飲むと、口の中で調和しますね。

日清オイリオ社員: ルッコラの爽やかさとローストビーフの力強さを『ピエトラ・コロンビナ』でつないで、そのすべてをワインがキリッとまとめている感じ。

佐藤さん: ワインが持つ酸味が、口の中で味わいをまとめる効果があると思います。

編集スタッフB: 『ピエトラ・コロンビナ』をかけることで滑らかな味わいになったパルミジャーノレッジャーノのようなハードタイプのチーズに、白ワインが一段と合う気がします。

佐藤さん: 今回はサラダに合わせましたが、『ピエトラ・コロンビナ』を使った前菜メニュー全般に爽やかな白ワインは相性がいいんです。

日清オイリオ社員: 他のメニューにも試してみます!

「絹ごし豆腐の冷奴」+「鶏肉とキノコのアヒージョ」+深みのある白

「絹ごし豆腐の冷奴」+「鶏肉とキノコのアヒージョ」+深みのある白

【セレクトしたメニュー】
鶏肉とキノコのアヒージョ
レシピはこちらから >>

絹ごし豆腐の冷奴
レシピはこちらから >>

【フィッティングしたワイン】
シャルドネ90%、ソーヴィニヨン・ブラン10%の木樽で熟成された、香り豊かなしっかりとした口あたりの白

日清オイリオ社員: 冷奴は意外な組み合わせと思われるかもしれませんが、『ピエトラ・コロンビナ』リピーターの方々に人気の食べ方ですね。アヒージョは贅沢な食べ方ですが、食材のエキスがしみ込んだ『ピエトラ・コロンビナ』のアヒージョは格別なので是非試していただきたいメニューです。

編集スタッフA: 『ピエトラ・コロンビナ』でアヒージョを作るとオイルの風味が引き立ちますね。キノコの香りと合わさってすごく美味しい。

編集スタッフB: オイルはバゲットにつけて食べても最高ですよ。

佐藤さん: とろりとした食感になるお料理には、爽やかな味わいよりも木樽で熟成された深みのある味わいの白を選びました。

編集スタッフB: このワインにはバニラのようなニュアンスを感じるのですが、それがよりアヒージョの味わいを深めてくれるというか。

日清オイリオ社員: 木樽由来の香りですね。食材の旨みをオイルに抽出した料理がアヒージョですから、ワインもその複雑さを受け止める濃いめの味が合うんですね。

編集スタッフA: 『ピエトラ・コロンビナ』が絹豆腐をまろやかな味にしてくれますね。これを受け止めるのはちょっと深みのある味わいの白ワインで正解だと思います。

日清オイリオ社員: 豆腐にちょっとアンチョビを乗せて少し塩気を足すと、一層合う気がしますね。ホームパーティーならオリーブオイルを足したり調味料をプラスして、途中でお料理を味変するのも楽しいですよね。

「イタリアンロールビーフ」+すっきりとした赤

「イタリアンロールビーフ」+すっきりとした赤

【セレクトしたメニュー】
イタリアンロールビーフ
レシピはこちらから >>

【フィッティングしたワイン】
サンジョベーゼ95%、カナイオーロ5%のしっかりした味わいの中に酸味を感じる、すっきり飲みやすい赤

日清オイリオ社員: イタリアで食べられている、食材を牛肉で巻いたメニューです。バルサミコ酢ソースと一緒お召し上がりください。

編集スタッフA: 牛肉のとバルサミコ酢の甘味が一体となり、『ピエトラ・コロンビナ』で焼くことで香ばしさも加わり、旨みの強いレシピになっていますね。

佐藤さん: このお肉料理には赤ワインがやはりおすすめです。『ピエトラ・コロンビナ』はフレッシュな味わいで、肉料理に使ってもオイリーにはならないので、すっきりした飲みやすい赤を用意しました。

編集スタッフB: バルサミコ酢のソースがアクセントとなる牛肉のお料理なので、それらを受け止めるなら白よりもしっかりした味わいの赤、その中でもすっきり飲みやすいものが正解ですね。

編集スタッフA: 塩、マスタード、チーズ、いろんな味がするロールビーフなのに、『ピエトラ・コロンビナ』が調和させていますね。ワインを飲んでから食べると、中の野菜の味が引き立つような……。

佐藤さん: 軽めの赤ワインには酸味の効いているものが多いんです。そうすると野菜にも合うんですよ。

日清オイリオ社員: 絡み合ったいろんな味をオリーブオイルでまとめた肉料理には、ライトな赤ワインを合わせれば、料理が一段と引き立つことがわかりました。

「魚介パエリア」+辛口のロゼ

「魚介パエリア」+辛口のロゼ

【セレクトしたメニュー】
魚介パエリア
レシピはこちらから >>

【フィッティングしたワイン】
アリアリコ100%の赤ワインのように味わいに厚みを感じる、辛口ロゼ

日清オイリオ社員: 召し上がる直前にパエリアに『ピエトラ・コロンビナ』をかけて、フレッシュな風味とともに楽しんでいただきたいメニューです。

編集スタッフA: レモンの爽やかさをプラスした魚介の旨みが詰まったお米を、香りの良いオリーブオイルが包みこんでいるようで、とても美味しいです。

佐藤さん: 「食材の色とワインの色を合わせる」というのは、マリアージュのひとつの方法でもあるんです。今回は魚介のパエリアということで、赤ワインのニュアンスがあるロゼを選んでみました。

日清オイリオ社員: エビやトマトの赤、ご飯の白っぽさ、色で両方に合わせるとしたら確かにロゼですね! 

編集スタッフB: 赤ワインのように味わいに厚みを感じる辛口ロゼは、ローズというよりも濃い目のサーモンピンクのような色で美しいですね。味は力強いですが、そんなに主張しすぎないですね。魚介の生臭さも感じさせないし、野菜のフレッシュさも損なわないし。

編集スタッフA: パエリアを食べた後、ワインを飲むと口の中がすっきりしますね。赤ワインのようなタンニンの働きで口をさっぱりさせてくれて、もっともっと食べたくなる。

佐藤さん: パエリアはワインと相性抜群ですが、基本的にはオリーブオイルを使った料理はワインと合うので、気にしすぎないでみなさんどんどんトライしてください。

日清オイリオ社員: オリーブオイル料理を楽しむ幅が広がりました。ありがとうございました。

ピエトラ・コロンビナを使った
レシピはこちらから ≫

[3] オリーブオイルとワインの相性

相性抜群といわれるオリーブオイルをふんだんに使ったイタリア料理とワイン。
「なぜこんなにぴったりなのか」その理由を、佐藤さんに教えていただきました。

地中海東部で始まったオリーブの栽培を、フェニキア人がギリシャに、そしてギリシャ人がイタリアに、さらにローマ帝国がフランス、スペインなど地中海全域に広めたのが紀元前3世紀頃。
この頃はオイルといえば、果実を搾っただけで簡単に作れるオリーブオイルだったのですが、そのオリーブオイルを使った料理と共にヨーロッパ各地にもたらされたのがワインです。
ワインも果実を潰して自然に発酵させただけのお酒でした。
共に伝えられていった歴史があるため「イタリアでは食事にワインはつきもの」とされています。

イタリアには20の州がありますが、それぞれの風土が異なるので、採れる食材やお肉、それを活かした調理法は違ってきます。
『ピエトラ・コロンビナ』の生産地、ルネッサンス文化発祥の地でもある「トスカーナ」は宮廷料理の影響も強いですが、実は日常の家庭料理はシンプルなものが強く、オリーブオイルはどの料理にも使われると言ってもいいほど。
またワインの銘醸地でもあり、「キャンティ」などのイタリアを代表するワインが作られています。
オリーブオイルとワインは、現地の人も楽しんでいるベストパートナーなのです。

ピエトラ・コロンビナ エキストラバージンオリーブオイル

通販限定

ピエトラ・コロンビナ
エキストラバージン
オリーブオイル

レギュラーサイズ 750ml 
販売価格:7,980円(税込)
お試しサイズ 250ml 
販売価格:3,980円(税込)

ワインフィッタープロフィール
佐藤美智子(さとう みちこ)
Bridge Bell 代表/ワインフィッター®
2023年6月通信販売酒類販売業免許取得、2023年7月ワインフィッターライセンス契約。30代でアメリカ留学時にワイナリー巡りでワインに目覚める。「ワインが好きだけど自分ではワインを選べない」という人のために、好みのワインをセレクトして、ワインをより多くの人に好きになってもらいたいという想いから、ワインフィッター®として2023年11月から本格的な活動を開始。試飲会の開催や、ワインイベントのサポートも行っている。