
- ギリシャほとんどが小規模農園で収穫は手摘み。歴史の割に栽培品種数は少ないが、
特定地域の特産品であることを証明する認定制度に適合した製品を多く生産している。
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- トルコ旧式の自然農法による栽培が主で、
味はおとなしい風味のものが多い。
国がオリーブの増産を後押ししている。
- アメリカほとんどカリフォルニア州のみで栽培されている。オリーブの栽培や生産、品質管理に関して、先進的・科学的な姿勢で取り組んでいる。
- チリ地理的条件や、気象条件など好条件が
重なる地域で、先端技術を導入して栽培、生産されており、酸度も低く、品質も素晴らしい。
- イタリア1ヘクタール以下の農家が半分以上を占め、バラエティに富んだ品種が栽培され、地域ごと、生産者ごとにオイルの個性を競っている。
- ポルトガル南部の内陸地とスペイン国境近辺で
生産されている。
機械収穫に対応した新しいオリーブ畑や、スペインの品種が持ち込まれ、生産性が向上している。
- スペイン近年、栽少培品種は少ないが南部のアンダルシア地方を中心に全世界の生産量の半分以上を占める一大産地。灌漑用水の整備が進み、国がオリーブの増産を後押ししている。
- チュニジアイタリア シチリア島に非常に近い地理的関係にある地域で、国土面積は狭いが、イタリアよりも栽培面積も多い。大量のオリーブオイルをイタリアに輸出している。


バージンオリーブオイルはその品質によって4つのグレードに分けられます。
最上位の「エキストラバージンオイル」は「原料のオリーブ果実の鮮度や熟度で変わる「酸度」やその科学的な品質基準をクリアし、尚且つ官能検査に置いてオリーブ果実のフルーティさがあり
風味に欠陥が一つもないこと」など条件が厳しく規定されています。
DOPとは特定の地域や村、町の特産品、IGPとはそれよりも広い州や県の特産品であることを認証する制度。
これに適合するためには、原料生産から充填までの各工程におけるトレサビリティ情報が確保されていなければならない。

